暮らしのヒント

職場で異動してきた同僚が、「ひょっとして、もしかすると、大人の発達障害?」と疑ってしまうほどの行動・言動を休む間もなく発していて、正直言うとこちらの気が変になりそうでした。

本人が大人の発達障害を自覚していない場合、一緒に働く周りの私たちはどのような対応を取るべきなのか迷います。

最初のうちは大きなストレスを感じていましたが、今は接し方を変えることで少しは気が楽になったので、お困りの方は取り入れてみてください。

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同僚に大人の発達障害がある時の接し方

先天的に発達障害がある場合は、会社は障害枠で雇用することが一般的だと思いますが、本人に自覚がない(家族にも自覚はない)場合はいわゆる健常者として採用されるので、仕事を始めてからじゃないとわかりにくいのが大人の発達障害です。

しかし、本人には自覚がないので、同僚・後輩はもちろんのこと、上司も「調べてみたら?」というわけにはいきません。精神的な病でもないので……。

関わる方がストレスを感じ、真面目な人ほどノイローゼ気味にもなるので、私は以下のような対策を取っています。

ただし、これらは1人では絶対に難しいことなので、一緒に働く同僚や上司と情報を共有することが大切です。

多動で落ち着かない
  • じっとしていられない、動き回るなど⇒じっとしなくてもいいような仕事をあえてやってもらう。
  • しゃべりすぎる(ずっと独り言を言っている)⇒その人はただ自分の中の気持ちを整理しているんだと思い、気にしないようにする(電話応対や接客がないので、イヤホンで音楽を聴くまたは防音用イヤーマフの着用を許可されています。連絡事項はチャットワークを使用)。
注意欠如
  • 他の人の話が聞けない、待てないなど⇒最初から聞いてもらおうと思わないようにする。
  • どうしても知っておいてもらいたいことは、箇条書きにしたメモをその都度渡す。
  • 物をなくす、忘れ物が多い⇒攻め立てたりせず、どこに何があるのかメモなどで分かるようにしておく。
こだわりの強さ
  • 日課、習慣は変えたくない⇒なるべくその日課・予定通り進むよう、仕事内容は基本的に変えない。
  • ある分野には長けている⇒その得意とする分野の仕事を選んでお願いする。
敏感な感覚
  • 聴覚が敏感⇒耳せんやイヤホンなどをしてもOKにする。
  • 嗅覚が敏感⇒マスクの着用を促す。

私たちに負担がかかることは否めないですが、少しの工夫でだいぶストレスは軽減します。大人の発達障害の疑いがある同僚には、私たちと同じように仕事をしてもらおうと思わないことが大切ですね。

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大人の発達障害の原因

テレビやネットで、発達障害または【ASD、ADHD、LD】という言葉をよく見かけるようになりましたよね?これは子供の頃からある先天的な障害のことなんだと思っていました(無知でした)。

調べてみると、大人の発達障害というのが最近はかなり増えてきているようで、数字でいうと20人に1人の確率になるそうです。結構高い確率で驚きですよね!しかも、後天的な理由もあるとか。

子供時代には成績も良く、コミュニケーションも特に問題視されることのなかったような人が、社会に出て仕事をする中で、簡単な単純作業が出来なかったり、職場での人間関係やコミュニケーションをうまくとることが出来なかったりといった症状が現れます。

ただし、友達とのコミュニケーションは取れていたけれど、性格がわがままであったり、猪突猛進型の性格であったりした方が実は発達障害だったということが多いそうです。

今の子供たちは検診や幼稚園や小学校の検診で指摘されることが多いですが、昔はそれほど注目されていなかったため、大人になってから目立つようになったということでもありますね。

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発達障害と適応障害の違い

発達障害と似たような適応障害という言葉もよくみかけませんか?雅子さまが適応障害になられてメジャーになったこちらの病気ですが、発達障害とは全くの別物です。

適応障害は後天的な原因が多く、精神疾患に分類されます。原因はストレスによるものが一般的で、治療と原因であるストレスを除くことで完治できる病気です。

適応障害の場合は治療のために休むこともできますが、発達障害の場合は軽減できる見込みがあっても完治は難しいので休めません。

ただし、周りと違うことに悩み、適応障害やその他の精神疾患を患ってしまうこともあるようです。この辺りは医師が判断することで私たちがどうこうできる問題ではないので、本人が病院に行かない限りはうまく付き合っていくしかありませんね。

「同僚に大人の発達障害がある時の接し方」のまとめ

大人の発達障害がわからなかった時代は、仕事上で問題のある行動をする人に対して、「この人、なんでこんな事もできないの?」「空気が読めない変わった人だ!」と避けられていましたが、今の時代はさまざまな病名が明らかにされているので対処できるようになりました。

周りにおかれた人がその障害を受け入れ、理解し合い、お互いが働きやすい職場を作っていくことが、とても重要なんだと思います!

しかし、自分自身が精神的に追い詰められたら意味がないので、会社や上司に理解がない場合は、離れることも大切です。私と仲の良い後輩は真面目に接してしまうので、今はあまりかかわらないようにしています。ご自身の性格とも相談して、付き合い方を変えてみてください。

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A.o
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