暮らしのヒント

子どもは大人よりも運動量が多いため、食事に気を付けていても夏バテになりやすいですよね!食欲不振に陥ると、夏にこそしっかりと食べてもらいたいタンパク質の摂取量が減ってしまうので、親としても試行錯誤の連続です。

我が家では、子どもが夏バテで食欲不振になった時に必ず食べさせるようにしている“最強のアレ”があります。大人にも効果的なので、「夏は食欲が落ちる!」という方はぜひ取り入れてみてください。夏バテ防止食材や簡単な解消方法などもご紹介します。

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子どもが夏バテで食欲不振に陥った時にたべる最強のアレ!

夏になると気温と体温の差が少なくなり、私たちは食物を蓄える意欲を失い、消化にかけるエネルギーを節約させようとします。子どもは大人よりも体温が高く、新陳代謝が激しいために体力を消耗しやすい一面があります。

暑いと、どうしても冷たい食べ物を食べたくなりますよね?そうめんや冷やしうどんなどで食事を済ませたり、「せめてカロリーだけでも」と思ってアイスクリームやかき氷といった甘い物を食べたりします。ところが、これを続けると胃の働きをさらに鈍らせてしまい、食欲不振のスパイラルにハマります。必要な栄養も取れないので、体がどんどん疲れをためてしまうのです。

夏バテを起こさないように食べ物に関しては気を付けていますが、子どもは気まぐれですからね…。暑さに負けて食べてくれない時もあります。そんな時の救世主がこちら!

江戸時代には夏バテ防止用の飲み物として飲まれていた甘酒です。“飲む点滴”とも言われてブームになっている甘酒ですが、市販のものは加熱処理がされているので購入しません。米麹を仕入れて、ごはんを炊くように生甘酒を作っています。

材料は米麹と水だけで、ヨーグルトメーカーに入れて57度くらいで約8時間ほど放置するとでき上がります(途中で一度混ぜる)。この方法は、香川県で桑島内科医院の副院長をされている桑島靖子医師に教えていただきました。炊飯器でも作れますが、温度管理がものすごく面倒なので、温度管理ができるヨーグルトメーカーがおすすめです!

ご飯を入れるレシピもありますが、血糖値が上がるので入れません。2つだけで十分に甘くておいしいです。

簡単に作れるのに、一石五鳥くらいの栄養価値があります。

甘酒から摂取できるのは?
  • ビタミンB群:糖質・脂質・アミノ酸の代謝、疲労の回復、免疫力アップなど
  • 善玉菌:腸内環境を整える
  • オリゴ糖:善玉菌のエサになる
  • 食物繊維:善玉菌のエサになる
  • コウジ酸:メラニンの抑制作用が期待できる

加熱は絶対にしないでくださいね!酵素の恩恵が受けられない上に、ビタミンも壊れてしまいます。

大さじ4くらいの量を食後にいただくといいのですが、夏バテで食欲不振を起こしている子どもには食事の代わりに大さじ5〜6ほど食べてもらいます。甘酒だと喜んで食べてくれます。酷暑の日は、凍らせたものを少し溶かした状態で食べるのもいいですよ!

風邪をひきにくくなるので、夏休みの予定が狂うこともほとんどなくなります。

夏バテ防止に食べておきたい食材は?

夏バテ防止食材は、熱中症予防に必要な食材と似ているところがあります。

参照熱中症予防に必要な食事とは?

優秀な夏バテお助け食材

夏バテ予防にはビタミンB群やクエン酸などが挙げられますが、これらは体のタンパク質が不足していると活躍してくれません。そうは言っても、真夏の暑い日は肉や魚を食べない子が我が家にも一人だけ存在します。消化も体に負担が掛かるため、夏バテ寸前までいくと体が受け付けないのも無理はありません。

夏バテ対策に利用したいタンパク質は、栄養バランスが整っている卵です。オムライスや親子丼、玉子豆腐や茶わん蒸しなどはよく食べてくれます。

卵の栄養素
  • タンパク質
  • 脂質
  • ビタミン類(A、B群、D、E、Kなどバランスが良い)
  • ミネラル類

遅延型アレルギーの心配があるので、さすがに毎日は食べさせられませんが、夏バテにも熱中症にも打ち勝てるだけの栄養素が豊富です。夏はサッパリしたものしか食べられないという場合でも、脂質を含んだ卵なら体力を維持するエネルギー源にもなるので、有効活用したいですよね!

疲労回復効果バッチリの梅

「疲れたら梅を食べなさい」。祖母によく言われました。梅干しはおいしいですが、酸っぱいものが苦手な子だと食べてくれません。そこで、おすすめしたいのが梅シロップです。

私も飲みたいので、我が家では糖類ゼロのラカントSを使用して梅シロップを作ります。

梅には疲労回復に適したクエン酸や免疫力を高めるビタミンEが含まれているので、夏バテ予防にも夏バテ後にも適した食材です。水や炭酸で割って梅ジュースで飲むのも良し、ゼリーを作っておやつにしても良し、梅だけを食べても良しと活用幅が広いです。酢の物の味付けにも使えますしね!

洗わずに食べられる果物

最近は品種改良で甘みばかりが目立つ果物が多いので、酸味を残している果物を選びましょう。かんきつ類やキウイなど、実の部分を水で洗わない果物がおすすめです。

酸っぱいものが苦手な子どもには、梅シロップと同じで砂糖漬けにして食べてさせています(これもラカントSで作ってます)。生のままで食べればビタミンCも少しは摂取できるので、肌を労りたい私も一緒にいただきます。

食べ過ぎは禁物ですが、食欲の回復にもつながりやすいので、お子さんが「何も食べたくない」という時に食べさせてあげると元気が戻ってきますよ!

夏バテを解消する方法は?

自律神経を整える

夏バテの原因は栄養不足やミネラル不足が考えられるのですが、自律神経の乱れも大いに関係しています。子どもは地面に近い身長なので、外ではコンクリートの照り返しで体感が40度以上になります。室内に入ると20度台のエアコンが効いているので、体温調節を司る自律神経がヘトヘト状態になるのです。

自律神経を乱さない生活
  • 外出時は、家のエアコンを外よりも5度くらい低い設定にしておき、体を急激に冷やさないようにする。
  • 外出先で室内に入る時は、薄手の羽織ものを着させる。
  • 適度な運動をさせる(公園での水遊びやプールなどがおすすめ)。
  • 夜更かしをさせない。

最後の「夜更かしをさせない」は重要です。大人でも暑さには疲労感を感じますよね?体力の少ない子どもへの負担はそれ以上です。

生活リズムが崩れると、本来は眠る時間に脳が興奮状態(交感神経優位)に陥り、自律神経がリラックス状態(副交感神経)との切り替えをしにくくなります。脳も体もだるい状態が続くので、食欲不振になったりやる気がなくなったりと不調を訴えるようになるのです。

幼稚園や学校がないと親もつい甘くなってしまいますが、夏バテ解消のためには規則正しい生活と十分な睡眠を取らせることに徹底したいものですね。

徹底した水分補給

熱中症対策と同じで、体内の水分が枯渇するのは夏バテの原因になります。汗で塩分やカリウムも出ていってしまうので、疲れやすい体になってしまいます。

遊びに夢中になる子どもには、早めの水分補給を心がけるようにしましょう。のどが渇いてからの水分補給は大量摂取をしてしまうため、体には大きな負担が掛かります。吸収に時間が掛かるので、水分を摂取しただけで疲れてしまうのです。

しっかりと食事をしていれば適度な水分も補給できるので問題ありませんが、食欲不振に陥っている時は適切なタイミングで水分補給を促してあげましょう。

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