暮らしのヒント

一人っ子は「ワガママ」「寂しそう」「自分勝手」と悪いイメージが先行し、一人っ子の親としては「ワガママなんて一人っ子だけではないはずなのに!」とつらくなってしまうことってありませんか?

私にも小学一年生の女の子がいて、一人っ子の育児をしています。「十分な愛情で育てています!」と自信を持っていますが、それがかえって悪いイメージを植え付ける育て方なのかなと感じることも多かったです。

一人っ子や第一子は、どうしても親が過保護になりがち!子育ての方法に悩みながらも、一人っ子の子供の成長に向けて気付いたポイントと、取り組んだ方法をご紹介します。きっと、悪いイメージを吹き飛ばせますよ!

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育て方次第!一人っ子の悪いイメージを吹き飛ばす5つの方法

一人っ子の子育てに悩みながらも、私が実践してきた5つの方法をご紹介します。

自立する環境を妨げないこと

きょうだいがいないので、家で遊ぶ時は必ず一人です。小さい頃は、親が遊び相手にならないといけません。おままごとをする時は、会話をする相手が必要なので、「ママ、一緒にしよう!」と遊びに付き合うことになります。

やらなければいけないことは山ほどあるのですが、家事を放ってべったりと遊びがちでした。親と子供という関係で接してしまっているからか、遊んでいる最中でも「あっちにある車、取ってあげようか?」「どうしたの?ジュースでも飲む?」などと声をかけることが多かったです。子供同士なら、こういうことはないですよね?

きょうだいがいる子の場合は、遊びの最中にケンカが始まることもあります。こういう環境の中で人付き合いを学びますが、子対親で接しているとこのような付き合いを学ぶ機会もありません。

一人っ子の場合は、持っている物が全て自分の物です。私も、おもちゃを娘に「はい、どうぞ」と声をかけ、子供が欲求を発する前に渡していました。知らず知らずのうちに、子対親だけの環境になるため、過干渉になっていたことに気付きました。

生まれてからしばらくの間、遊び相手が母または父であれば、どうしても親のルールを押し付けてしまうことがあります。子供が考える前に親のルールを押しつけて、子供の自立を妨げてしまっているのです。

身近にも、「うちの子は、私がいなければ何もできないんです」と話していたお母さんがいました。他人から見れば、「構いすぎではないのか?」と感じますが、過干渉になっている事をお母さん自身が気付いていません。お母さんが過剰に気に掛けるため、「何もできない」と思い込んでいるのです。

子供は言葉にするのが下手なだけで、意思はしっかりと持っています。のどが渇けば「ジュース飲みたい」と言うし、ちょっとおなかが空けば「お菓子食べたい」と言います。目の前の遊びに飽きたら、自分から別の遊びをしようとします。

自立する環境を妨げないようにするには、親が大人として子供と関わらないことが一番です。遊ぶ時はきょうだいのような立ち位置で振る舞い、時にはおもちゃの取り合いっこをするのもいいですよね!自分の目線を、大人から子供にシフトするようにしてみてください。

突き放す時間を持つこと

きょうだいがいる家庭だと、親の目線は2人以上に向きます。ひとりずつに掛けられる時間は限られるので、親があれこれ手を出している余裕がなくなります。ところが、1人だとつい干渉しがちで、自分でできそうなことも、考えられそうなことも、親が決めてしまう傾向にあります。

子供は親にやってもらった方が楽なので、「任せておけばいいや」と他人の意思を優先するようになっていきます。親も、自分でやってしまった方が早いと思ってしまい、つい手を出してしまうために、幼稚園くらいになると「うちの子は私がいないと何もできない」という考えに変わってしまいます。

1歳くらいから自我が育ってくるので、子供なりに自分の意思を主張し始めます。そのサインを見逃さないようにし、子供が意思を主張していると思う時には、親のペースに巻き込まないようにしましょう。

子供を突き放すというのは、子育てを放棄するという意味ではありません。どっしりと構えて、子供のしていることを見守る目を養いましょう。失敗したっていいのだから、すぐに手を出したり口を出したりしないことです。自分で考える時間を与え、時間が掛かってもいいから、子供に決めさせるようにします。

親が手を出したり口を出したりするのは、単純に親が楽だからに過ぎません。大きくなってから突き放そうとしても、自分で決断したことに強い不安を感じたり、自信を持てなかったりするので、本当に何もできない子になってしまいます。

日常の中でトレーニングすること

例えば、ぶどうとみかんのジュースが冷蔵庫の中にあるとしましょう。この時、親が「これを飲みなさい」と出すのはやめるのです。まずは、「ぶどうとみかんのジュースがあるけど、どっちを飲む?」と聞いてあげてください。

子供の選んだものが、昨日と同じでも一週間続いても、自分で選んだものを飲ませてあげましょう。そこで、「昨日も飲んだから、こっちにすれば?」と、子供の意見を迷わすようなことはしないように気を付けます。自分の気持ちを優先させてあげてください。

これは、どんな場面においても同じです。洋服を着替える時、おもちゃで遊ぶ時、塗り絵をする時、公園の遊具で遊ぶ時、子供に選択をさせてみましょう。自分で答えを考えて選択し、親が答えを認めてくれる事が自信につながります。

子供が集まるイベントには積極的に参加すること

保育園に入る子は早い段階で人との付き合い方を学びますが、幼稚園が初めての集団生活になる子は大人と接する機会が圧倒的に多いです。同年代の年齢の子供たちと接する機会を設けるために、入園前から親子で集まるサークルなどがあればどんどん参加しましょう。

私は、地域の広報で募集しているふれあい体験には積極的に参加しました。

  • 親子で保育所に来ませんか?
  • 幼稚園で同じ年のみんなで遊ぼう!

など

住んでいる街の広報には、必ずこんな見出しの募集があるので、他の子供達と触れ合う機会を作ってあげてください。入園以前から他の子供とおもちゃで遊ぶことになれば、「貸して」「いいよ」のやりとりができるようになり、きょうだいがいる子と同じように人間関係を築けるようになります。自分だけのものではなく、「その場所にあるものは、みんなのものだから貸してあげよう」と区別がつくのです。

地域の体験以外にもありますよね!インターネットで探せば、子供向けのイベントはたくさん出てきます。同年代の子供だけではなく、年齢差のある子供たちと触れ合うことも人間関係を築く上で必要なことです。

初めて、娘をふれあい体験に連れて行った時は、彼女自身に戸惑いを感じているのが分かりました。でも、子供には順応性があるので、次第にお友だちと仲良くできるようになりましたよ。

親としても、こういう場に行くことは気分転換になります。同じ一人っ子を持つ親と情報交換をしたり、きょうだいの多いお母さんからアドバイスをもらったり、世界観が広がっていきました。

子供同士のケンカの仲裁には入らないこと

他の子供がいる環境に身を置くと、どうしてもケンカが勃発してしまうことがあります。娘も例外ではなく、自分の意見が通らなくてたたいてしまうなんてことがありました。家の中できょうだいゲンカが起こることはないので、その場で激しく娘を叱ったり、私が必要以上に謝ったりしていました。

しかし、親としてできることは、ただ単に見守ることです。ケンカをすることで大怪我をさせるような重大な事態が起こらない限りは、勝手に仲裁には入らないようにしました。叱らなければいけないこともありますが、みんなの前で激しく叱ることはしないようにしました。せっかく、他人と触れ合うチャンスであるにも関わらず、娘が「行きたくない」と言い出したからです。

ある時、4人のお子さんを育てているお母さんに相談すると、「これくらいのケンカなら放っておけばいいのよ。子供たちはケンカをしてもすぐに仲直りするから」と言われたのです。子供たちには、子供たちで解決する能力を持っていることを、あらためて知ることとなりました。

子供たちを観察していると、「○ちゃんが悪いんだよ。謝りなよ」などというリーダー気質の子供が出てくることがあります。ケンカを仲裁して、別の遊びを提案するような子もいます。そのなかで、娘も謝ることを学んだり、思いやりを学んだりして、きょうだいがいなくても人付き合いができるようになっていきました。

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一人っ子の子育てでぶつかる悩み

ママ友から、「うちは3人だから大変だけど、1人だと楽でいいね」と遠回しに言われることがありました。1人よりも2人、2人よりも3人の方が育てるのは大変かもしれません。でも、一人っ子だから子育てが楽だと感じることはありましたか?

私は「楽だよ〜」などとは口が裂けても言えません。「楽です!」と胸を張って言える親は少数派でしょう。後にきょうだいができたとしても、初めての子は次が産まれるまでは一人っ子ですよね?誰もが悩みながら子育てをしたと思います。何もかもが初めてなのですから。

実際に一人っ子の育児を続けていると、一人っ子の親だからこその悩みもあるし、子供自身が悩むことだってあります。

  • きょうだいがいないから人付き合いが心配
  • わがままで好き勝手
  • 親(特に母)から離れない

私自身が、一人っ子の子育てで感じる悩みです。しかし、この点を逆に考えると、子供の成長を伸ばすポイントにもなるのです。

完ぺきな子育ては難しいですが、世の中に蔓延する一人っ子の悪いイメージを一緒に吹き飛ばしましょう!

「一人っ子の育て方」のまとめ

初めての子供であれば、誰だって「これを教えてあげなきゃ!」「助けてあげなきゃ!」と気にかけてしまうのが親心ですよね?いい子に育ってほしいと願うからこそ、頑張る気持ちが過剰になってしまうのですが、グッと耐えて子供の成長を見守ってあげてください。

今、一人っ子の状態で世間の悪いイメージに悩んでいる事があるならば、少しずつでもいいから試してみるといいでしょう。

時には、子供が失敗して泣くこともありますが、それは成長への第一歩です。一人っ子だから、わがままな性格でそのような態度に出ているわけではありません。いっぱいの愛情で育てているのだから、自信を持ってくださいね!

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