暮らしのヒント

ついつい子どもを叱ってしまい、寝顔を見ながら「ごめんね」と謝ってしまうお母さんは多いですよね?後悔はするものの、次の日にはガミガミと叱ってしまうなんてことは日常茶飯事ではないでしょうか。私自身も、娘から「怒ってばかりで嫌い」と言われ、悩みに悩んだことがあります。

子育て中の叱り方は本当に難しいものがありますが、叱り方を変えてみたら、少しずつでも変化の兆しが見えるようになりました。なかなかうまくいかないと悩んでいる方は、これからご紹介する5つの方法を参考にしてみてください。

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子育てでの叱り方を変える5つの方法とは?

叱る原因を整理

私の娘は“ぱなし星人”です。

  • 読んだ本は出しっぱなし
  • 遊んだおもちゃを出しっぱなし
  • 服を着替えたら脱ぎっぱなし
  • など

どこのご家庭でもある風景かもしれませんが、私としては片付けられる子になってほしくて、つい叱ってしまいます。

最終的には自分で片付けてしまうのですが、イライラが限界に達すると、「今日のお菓子はなし!」と言っていることが多かったです。毎日のように「だめ」と言っていました。

叱る理由はさまざまだと思いますが、自分なりに整理してみた結果、こんなことが分かりました。

  1. やりっぱなしに対して叱る
  2. 自分が動いてしまう
  3. 毎度のことに疲れてイライラする
  4. ペナルティを与える
  5. 自己嫌悪

皆さんも、同じような負の連鎖を起こしていませんか?冷静になって考えると、同じことを繰り返されるだけですから、子どもにとってはBGMになっているのかもしれませんよね?

叱る原因を簡単に整理すると、「叱り方を見直す必要があるのかな?」と感じるはずです。余裕がある時に、自分で叱る原因を書き出してみたり、旦那様と話し合ってみたりするといい方向に向かいますよ!

叱り方を見直す

夫が帰ってくると、娘は必ずこう言います。「お母さん、今日も怒っていたから怖い!」と…。「なんで怒られたの?」と聞かれると、「遊んでいたら怒られた」と話しているのです。どういうわけだか、遊んでいるだけで叱られたことになっています。

お母さんの立場からすると、「ちょっと待ってよ!」と思いますよね?一緒におもちゃで遊んだことや、バスに乗って遊園地に出掛けたことなど、楽しかったはずの思い出はすっかり抜け落ちていて、“鬼みたいなママ”という印象しか残っていないのです。

たまに感情的になってしまっていることもあり、そこは反省しなければいけませんが、叱るからには必ず理由があります。でも、娘にはその理由が全く伝わっていないことに気付きました。これでは、どんなに子どものことを思って叱ったとしても、無意味になってしまいますよね?

そこで、私は自分の叱り方を見直してみました。ポイントは以下の3つです。

  1. 言葉足らずになっていないか?
  2. 娘が聴ける態勢の時に叱っているか?
  3. 鬼の形相になっていないか?

子どもって不思議なもので、言葉を覚えるのも会話をするのも早い段階で習得します。ほとんどの子が3歳くらいまでには会話のキャッチボールができるようになりますが、大人が話していることを理解しているかと言えばそうではありません。そこに、鬼の形相で何かを言われたら、子どもには怖い印象しか残らないのだと反省しました。

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子どもの捉え方を冷静に観察

娘がどのように私の言うことを捉えているのかを、ある日、冷静になって観察してみました。

本を出しっぱなしにしたまま、他の遊びに夢中になっている時に、「本、片付けて!」と言いました。娘の反応はポカーンとした感じでした。恐らく、娘の頭の中はこんな感じだったのでしょう。

娘には理解ができていないのに、私からすれば「なんで聞いてくれないの!」という気持ちが強くなり、二度目以降は鬼の形相になってしまいます。完全に、子どもの考えと親の考えにズレが生じているわけです。

イライラしてしまった私が、追い打ちをかけるように、「○○ちゃんは片付けられるのに!」と比較するようなことを言ってしまっていることにも気付きました。叱られている理由が理解できない上に、お友だちと比較をされてしまったら、いい気分はしませんよね?これは、大人でも嫌だと思ってしまいます。

子どもによって理解度の差はありますよ!一度で理解してくれる子もいるでしょう。しかし、何度も叱っているのに伝わっていないということは、「自分の言い方に問題があるのかも?」と考え直すべきではないでしょうか。

具体的に叱る

「叱っても変わらないのなら、何も伝わっていないよ」。そんな事が書いてある本を読みました。そこで、私は出しっぱなしの本やおもちゃを「片付けて!」とだけ言うのをやめました。

おもちゃを出しっぱなしにして片付けない時は、「おもちゃを出しっぱなしだと足で踏んじゃうかもしれないよ?壊れてしまったら悲しいしいよね?お母さんと一緒に元の場所に片付けてみようか」と提案してみました。叱るというよりは、一つの意見を伝える感じですね。娘が自主的にやるのを待つのではなく、私も散らかっているおもちゃを手に取り、「おもちゃの場所はどこかな~?教えてくれるかな?」と娘に聞いてみる事にしてみました。

伝えることは全く同じなのに、言い方を変えるだけで違った反応を見せてくれました。「ここだよ!ここに直すんだよ」と得意げに教えてくれて、一生懸命に片付け始めました。心のなかで「すごい!」とガッツポーズをしましたよ。今まで散らかしっぱなしだったのに、提案してみるだけで子どもが動いてくれて、あっという間に片付けが終了しました。

外出時にモタモタしていることにイライラしていた私ですが、同じように言い方を変えるだけで変化が見られました。

なかなか着替えてくれない時は、出る時間よりもかなり余裕を持ち、「ゆっくりしているとバスが行ってしまうね。行ってしまったらどうしよう?」と悲しそうな顔で聞いてみると、「バスが行ってしまうのは嫌!早く着替える!」と急いで着替えているじゃないですか!

今までの私は、勝手に自分の頭に時刻表と時計を置いて「早くしなさい」と言うばかりで、娘はなぜ早くする必要があるのかが理解できていませんでした。結果的に、ただ怒られただけという嫌な印象だけが残り、どんどんやる気をそいでいただけのようです。

娘の気分もあるので、100%の成功率があるわけではありません。それでも、頭ごなしにやってほしいことだけを伝えていた時とは違い、娘なりに考えて行動するということが少しずつ身に付いていったように思います。

自分からできた時は褒める

「やめなさい」「〜しなさい」「だめ」を伝えるだけでは、何がいけないのか分からずに、必ず機嫌が悪くなります。娘にとってはもはや注意でもなんでもなく、頭ごなしに怒られている印象しかないので、こちらが叱っているつもりでも全く聞いてくれませんでした。

具体的に叱ることを実践し始めてからは、娘にとっては怒られているという印象が減ったのでしょう。「片付けなさい」「着替えなさい」などと言われなくても、自分で行動することが増えていきました。毎回ではないですけどね!

今までは全くできなかったのですから、自分からできた時には大いに褒めてあげてください。「すごいね〜!自分で片付けたの?エライ!」と褒めるようにしたら、得意げにやってくれるようになりました。誰だって、叱られるよりも褒められる方がいいですものね!

「うちの子は、叱っても理解してくれない」と負のスパイラルに陥っていましたが、それは自分自身の価値観を押し付けているからでした。子どもなりの考えがあって行動しているので、尊重しながら、うまく誘導する方が時間も掛かりません。褒める回数が増えれば、不思議と心に余裕ができます。

「子育てでのベストな叱り方」のまとめ

どのお母さんでも、「だめ!」「早く!」などと叱っているのをよく見かけます。私も、何回も同じことを言い、その度に口調が強くなるため、娘が泣いてしまうこともありました。

言い方を変えるだけでスムーズにいきますし、何よりもイライラを感じなくて済むというメリットがあります。自分を責めても何も変わらないので、分かりやすいように話してあげてみてください。

子どもを叱る前に、まずは自分が変わっていくことが大切だと教えられました。「なんで?」「どうして?」「うちの子は…」と思い悩んでいるなら、ぜひ実践してみてください。

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