暮らしのヒント

妊娠してから通勤や通院などで電車を利用する時に、マタニティーマークをつけると周囲から「嫌な目で見られるかもしれない」と不安になりませんか?なんとも悲しいニュースが目立つので、恐れてつけない人もいると思います。

しかし、マタニティーマークには、おなかにいる赤ちゃんの命を守る役割があります。強制ではないので、嫌であればつける必要はありませんが、できることならつけておいた方が安全です。

私は、妊娠中のつわりがひどくて、電車に乗るのが常に不安でしたが、マタニティーマークをつける事によって周囲の方たちに理解していただけて、何度も助けられたことがあります。

マタニティーマークの意味をはき違えている妊婦さんも多いので、気持ち良く電車を利用するためにはどうしたらいいのかを、あらためて考え直してみませんか?

スポンサーリンク

電車に乗る時に妊娠女性がマタニティマークをつける意味とは?

妊娠初期は妊婦とわかりにくい

私の場合ですが、赤ちゃんがおなかにいる事がわかったのは妊娠2カ月目のことでした。この頃はまだおなかが大きくなっておらず、妊娠と言われるまでは見た目で気付くことは不可能でした。少しの体調不良はあったものの、電車に乗っていてもつらいと感じることはほとんどありませんでした。

妊娠したからといって、すぐに仕事は辞められませんよね?お抱えの運転手でもいれば別ですが、一般の人は電車通勤のスタイルは変えられません。妊娠初期は体の変化が乏しい割に、つわりやよくわからないイライラ感や尿意などを感じやすく、慣れた電車内で気分が悪くなることが増えていきます。おなかが出ていない状態では周りに気付いてもらえないため、万が一のことがあった時のために、マタニティーマークをつけて自分の体を守る必要があります。

しかし、妊娠しているからといって偉そうになどしてはいけませんよ!妊娠に理解のない人もいますし、妊娠できずにうらやんでいる人もいます。公共の乗物なので、いい人も悪い人もいると理解しておきましょう。

妊娠中の乗車時には、以下の点に気を付けてください。

  • 満員電車は避ける
  • 空いている時間を選ぶ
  • 女性専用車両を利用する

妊娠前の体とは違い、おなかには赤ちゃんがいます。満員電車は体を押されるのが当然のことですし、身動きできない時に気分が悪くなる事もあります。肘やカバンがおなかにぶつかるという危険な場面に遭遇することも多いので、時間に余裕を持った行動をすることが大切です。

女性専用車両は一長一短ですが、混雑が少ない時間帯であれば妊婦を気遣う傾向にあります。30代や40代の女性よりも、なぜか若い女性の方が気遣ってくれる傾向がありました。

マタニティーマークは体調を崩した時に便利

マタニティーマークは、“妊娠中なので席を譲ってください”という意味でつけるのではありません。この点をはき違えている妊婦さんが少なからず存在するため、理解を示さない人たちが増えてしまいます。

マタニティーマークは、おなかの中の赤ちゃんとお母さんの健康を守るためのものです。電車内で体調を崩した時に、妊娠中であることを周囲に理解してもらえれば、救急隊が駆けつるような時には妊娠中であることを簡単に伝えてもらえます。

安定期までに症状が全く出ない方もいますが、多くの方に微熱やつわりといった症状が出ます。流産の確率は妊婦全体の約15%だと言われているので、万が一のことがあった時のために、周囲の方たちに説明してもらえるようにマタニティーマークを積極的につけてください。

スポンサーリンク

妊娠した女性が電車に乗る時に気を付けたいことは?

自分の体調は自分で管理する

公共機関を使用している以上、自分の体調を自分で管理するのは当然のことです。

いくらマタニティーマークをつけていても、席を譲ってもらえないことはよくありますよね?電車に乗る前にあまりにも体調がおかしいと感じたら、待合室などで椅子に座って休息を取るようにしてください。無理をして乗車すると、不安も手伝って余計に気分が悪くなる場合があります。

急行や快速を利用している時は、しばらく停車しないですよね?こういう場合は、各駅停車の電車を選ぶようにしましょう。気分が悪くなった時に、次の駅で下車できます。電車を止めてしまい、周りの人に迷惑をかけるくらいなら、余裕を持った行動を心がけるしかありません。

妊娠中でも周囲の人に配慮をする

“マタニティーマークをつけることが反感につながる”というニュースやインターネット記事があります。なかには悪質な人がいて、妊娠していないのにマタニティーマークをつけて座っていたというニュースもありました。その影響から、電車内でマタニティーマークをつけることをためらう妊婦さんが大勢いらっしゃいます。

電車を利用するのは、激務で疲労困ぱいな人、体調不良の人、見た目だけでは判断できない内部障害を持つ人など、たくさんの乗客がいます。妊婦はその中の1人に過ぎません。

少し長めに乗車する時は、できるだけ優先席の前に立つようにしてください。あまりにも気分が悪くて体調が悪い場合は、「申し訳ありませんが、妊娠中で気分が悪いので譲っていただけませんか」と遠慮せずに声をかけてみましょう。譲ってもらった時は「ありがとうございます」と感謝の一言を伝えることや会釈をすることが大切です。

悲しいニュースが世間を騒がせていますが、多くの方は理解を示してくださいます。人の優しさに触れると、体調が悪そうな人を見かけた時や妊婦さんを見かけた時など、自然と席を譲れる人になれますよ。

妊娠中だからといって勘違いしないこと

「昨日は譲ってもらえたのに、今日は譲ってもらえなかった!」と、妊婦は座って当然みたいな甘えた考えは捨てましょう。

マタニティーマークをつけていても気付かない方や、疲れていて譲る気力が持てない方もいます。まれにですが、「マタニティーマークをつけて不愉快だ」と言わんばかりに、寝たふりをする方もいます。

多くの人がいるため、嫌な場面に遭遇するもある可能性は大いにありますが、「今日は仕方ないな」と気持ちを切り替えてストレスをためないようにしましょう。

妊婦が気遣ってもらえるというのは当たり前のことではありません(当たり前の世の中になるのがベストですけどね)。外国人に比べると、日本人は譲ったり譲られたりが非常に下手です。「譲ろうかな?断られたら嫌だな?」と思っている人も多いので、気遣っていただいた時の恩は、誰かに返すように心掛けましょう。

「妊娠女性が電車でマタニティーマークをつける意味」のまとめ

妊娠をした後、電車に乗ることをためらう人は多いでしょう。でも、決して怖がることはありません。

マタニティーマークをつけていることで、席を譲ったり気遣ったりしやすいと思っている人もいるので、通勤や通院などで乗車する場合にはできるだけつけるようにしてください。

「妊娠しているのだから自分も気を付けよう!」「自分にできるマナーは何かな?」と考える切欠にもなります。

みんなが心に余裕を持ち、お互いに気持ち良く電車を利用できるようになればいいですね!

スポンサーリンク

この記事を書いた人

Im
Im