暮らしのヒント

赤ちゃんがスヤスヤと眠っている時に起こすのがかわいそうで、「5分や10分くらいなら家に置いたまま買い忘れたものを買いに行ってもいいかな?」などと考えたことがあるお母さんは多いと思います。

自分のミスではあるのですが、私も調味料を切らしていることを料理中に気付き、買い物に行ってしまおうかなと思ってしまったことがあります。

しかし、たった数分の短い時間でも、赤ちゃんと離れるのは危険だということを考えたことがありますか?私の実体験や友人の体験をもとに、今一度その危険性を考えてみていただければと思います。

スポンサーリンク

赤ちゃんを家に置いて買い物するのがダメな理由

災害はいつ起こるか分からない

東日本大震災が起こった時は、子どもが生後4カ月頃でした。食材が手に入りにくい時期があり、眠っている赤ちゃんを置いて、「眠っているからこのまま買い物に行っても大丈夫かな?10分くらいなら大丈夫だよね?」と考えたことがあります。

検診の際、助産師さんに「近所のスーパーに10分ほど出かけても大丈夫ですか?」と安易に質問したところ、「東北の大震災がこの前あったよね?震災はいつ来るか分からないし、その時に赤ちゃんを置いて出て、もしものことがあったらどうするの!」と怒られました。全くその通りです。軽く考えていた私がもちろん悪いですし、反省しました。

震災だけではありません。家の中で火事が起こったり、近所で火事が起こったり、あるいは何かの事件が発生したりしたら、買い物に行っているあなたは急いで家に帰れますか?家にいればすぐに異変に気付いて対処できますが、外出先ではほんの少しの距離でも早急に対処できません。

助産師さんのおっしゃる通り、もしもの事態はいつ起こるか予測できません。いくらベッドを倒れないようにしていても、タンスを固定していても、災害が起こった時にはどうなるかわかりません。このことで赤ちゃんの命を落とすようなことがあったら、人生が変わってしまいますよね?

赤ちゃんは自分で対処できない!

赤ちゃんがスヤスヤ寝ていて、「このまま1時間くらいは寝てくれるかな…」と安心するのは家にいる時だけにしましょう。

赤ちゃんが寝がえりをするようになると、知らない間にうつぶせになってしまうことがあります。寝がえりしてうつぶせになると、そのまま顔を動かすこどができないため、窒息する危険性があります。

娘が赤ちゃんの頃、うつぶせになって動けなくなると、泣き叫んで私を呼んでいました。その度に体を起こしてあげないと窒息しますし、寝がえりをしてうつぶせにならないかしっかりと様子を見ていました。

赤ちゃんの気道は大人と違って細いため、圧迫されると呼吸が困難になります。やわらかい布団で寝ている赤ちゃんは、うつぶせになることでやわらかい布団が呼吸をさまたげてしまい、呼吸困難になる恐れもあります。

他にも、うつぶせ寝は乳幼児突然死症候群のリスクもあるといわれています。乳幼児突然死症候群は生後6カ月まで見られるといわれていますが、はっきりとした原因はわかっていないようです。側にいる時は救急車を呼ぶなど早急に対処できますが、離れる時間があると急変した時期が分からずに危険性が高くなるため、寝ているからといって置いていこうなどと考えるのはやめましょう。

スポンサーリンク

虐待を疑われる可能性がある

赤ちゃんを置いて出ていった事がある方は、「ずっと寝ていたから大丈夫だったよ!」と安心しきっていることがあります。一度大丈夫だったからといって、二度目や三度目が大丈夫とは限りませんよね?

私の周りでも、スーパーで会ったお母さんが「今、ぐっすり寝ているから置いてきた」と平気で話していました。たまたま大丈夫だっただけであって、次は何が起きるかは分かりません。悪い偶然が重なることはあるのです。

ママ友にこんな経験をした人がいました。家を出る時にはぐっすり寝ていたはずなのに、ドアを閉める音で赤ちゃんが起きてしまって泣き続けたそうです。買い忘れたものを買いに行っただけで、時間は5分程度だったそうですが、虐待を疑ったご近所さんに通報されてしまったと嘆いていました。

虐待の悲しいニュースがテレビで流れている現代では、「何か異変があれば通報を」との呼びかけもあるため、泣き続けている時間が長いほど虐待を疑われる場合があります。近所の方からも不審な目で見られ、誤解を受けることで近所付き合いが困難になるケースもあります。このような誤解を受けないためにも、近所の方々とは日頃からコミュニケーションを取っておくといいですね。

赤ちゃんを置いて買い物に行かなくても済む方法

宅配サービスを利用する

生後1カ月だと赤ちゃんと一緒に外出するのも体調面も心配ですし、冬季であれば風邪やインフルエンザが流行している時に人混みに連れていきたくはないものです。外出がしばらくできないと分かっているのであれば、ネットスーパーや食材宅配サービスの利用を考えてみませんか?

家に宅配してもらえば重い荷物を持たずに済みますし、雨の日に買い物に行く必要もありません。カタログやネットで確認しながら注文ができるので便利です。こだわりの産地の食材や食材以外にも商品が充実しているため、体を休めたい産後のお母さんには便利なサービスといえるでしょう。

離乳食が始まっていない赤ちゃんのうちは、時短料理用の料理セットなどを購入して簡単に済ませる日を作れば、体を休める時間を有効に使えます。事前に購入することで、買い忘れなどの防止にもなりますよ!

関連記事子連れの買い物が大変じゃなくなる3つの方法

周囲の人たちに協力してもらう

雨が続いたり、赤ちゃんの熱が続いてずっと外出できなかったりといった時には、近所の方やママ友に協力をお願いすることも一つの方法です。

近所の方に「赤ちゃんを外出している間だけみてもらう」「買い物をお願いする」といった環境を整えておきましょう。相手が困っている時には、自分自身が助けになる必要もあります。「困った時はお互いさま!」といった関係の人が1人でもいれば、緊急事態の時でも困ることはありません。

もちろんお世話になった時はお礼を述べて、簡単なものでもいいから手土産などを渡すのがベストだといえます。ただし、頻繁にお願いすることは人間関係にも影響を及ぼすため、本当に困った時にしましょう。

「赤ちゃんを家に置いて買い物はダメ」のまとめ

赤ちゃんの寝顔を見てしまうと、起こすのがかわいそうだと思って魔が差すことは誰にでもあると思います。でも、そこで思いとどまることも大切です。

赤ちゃんの異変は、側にいなければ気付けません。赤ちゃんをひとりにして、ほんの数分に起こる重大な事態で大きな後悔をしないように、側で見守ってあげてください。

いずれはお留守番ができる時がきます。その日が来るまで待ちましょう。

スポンサーリンク

この記事を書いた人

Im
Im