暮らしのヒント

産後に尿もれが治らないと、日常生活に支障が出ますよね?気分も落ち込むので、育児や仕事にも集中できなくなってしまいます。

3人の出産を経験した私に起こった尿もれとママ友たちから聞いた尿もれ体験談をもとに、治らない時にやった運動や完治に向かわせる方法などをまとめました。

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産後の尿もれは治らないの?!

妊娠中におなかが大きくなってぼうこうが圧迫されると、くしゃみやせき込んでしまった時に思わず尿もれが起きることは珍しくありません。出産後はぼうこうが圧迫されることもなくなるので、次第に軽減されると考えますよね?

しかし、産後に子宮が少しずつ正常な状態に戻っていっているにも関わらず、尿もれが治らない場合があります。病院で排尿に関する指導があると思いますが、ケアを行った後も尿もれが治まらず、腹圧性尿失禁にシフトしてしまう場合があります。腹圧はその名の通り「おなかを膨らませる圧力」のことで、「体幹を強化する」「内臓を守る」などの役目があります。ところが、産後はこの腹圧が原因で簡単に尿道が開いてしまいます。

腹圧性尿失禁の原因
  • 骨盤底のゆがみ
  • 胎児が大きい
  • 子宮口が開いてから出産までに5時間以上かかった場合
  • 経産婦
  • 会陰裂傷や会陰切開をした場合
  • 高齢出産
  • 肥満

など

ほとんどの場合は排尿指導や正しい骨盤底のトレーニングで自然に治りますが、改善されない場合は治療の必要があります。出産は体への負担が大きいので、尿もれが治らない状態になったとしてもあまり自分を追い詰めないようにしましょう。

産後の尿もれに運動の効果はある?

産後の尿もれ対策ではないのですが、先に出産をした友人からおすすめされていたこちらの本を購入しました。「体重は落ちるけど、体形が直らないからやった方がいいよ!」ということで。

悲しいことに「出産後の体形はおばあちゃんそのもの」と書かれています。体形が崩れるのはもちろんのこと、尿もれが生じてもおかしくはない状態なのですね!

1人目の時は心にも余裕がなかったのですぐに始めなかったのですが、2人目以降は医師の許可を得てから入院中に骨盤底筋群の運動を始めました。

  • 1人目:くしゃみや咳でおなかに力が入ると尿もれがあった。産褥パットを外してからは、ナプキン型の尿とりパッドで対応。
  • 2人目以降:特になし(縄跳びを飛ぶと出ることはあった)

1人目の時は半年くらいで尿もれは治まりました。骨盤底筋群の運動を始めたのは、3カ月くらいたってからだったと記憶しています。この経験があったので、2人目以降は早くから運動を始めようと思ったのです。

本には出産の翌日から可能だと書かれていますが、出産時の年齢や出産方法などが影響してすぐに運動ができないこともあるので、必ず医師に確認してください。私は、2人目の時は5日後から、3人目の時は3日後から始めました。そのおかげなのだと思いますが、1人目の時ほどひどくはありませんでした。

私のように本を購入するのも一つの手ですが、ママ友の話だと「病院で定期的に開催されるママ用の講習に参加した」ということなので、医師や看護師に確認を取ってみるのもいいかもしれません。

体調が悪い時に無理をする必要はありませんが、継続することが良い結果へとつながるので、毎日続けるようにした方がいいでしょう。体形を戻すのにも適しているので、産後のママさんにはおすすめのトレーニング方法です。

経産婦は少なくとも骨盤底筋にゆるみが生じているので、症状が軽いと思っていても骨盤底筋群を引き締める運動はした方がいいでしょう。

産後の尿もれを完治させるには病院に行くべき?

先述したように、産後の尿もれを起こす原因は一つではありません。私のように骨盤底筋運動をすることで回復に向かう人もいれば、日常生活に支障をきたすほどの尿もれが続く人もいます。この場合は、必ず病院での治療を受けるようにしましょう。

産婦人科と泌尿器科で悩まれると思いますが、泌尿器科で診てもらうのが一番です。総合病院で出産したのであれば、同じ病院の泌尿器科の方が話が早いですよ!個人病院の産婦人科で出産したのであれば、紹介をしてもらうのもいいでしょう。

受診する目安ですが、離乳が始まる産後4カ月〜5カ月くらいがちょうどいいです。女性ホルモンが安定してくる頃なので、治療がしやすくなります。

治療方法
  • 薬物療法:薬の服用で尿失禁の回数や量を減らし、骨盤底筋運動も併用する。
  • TVT手術:腹圧性尿失禁の手術。合併症の可能性がある。
  • TOT手術:腹圧性尿失禁の手術。TVT手術を安全に改良した方法で、最近の主流になっている。

産後の尿もれに対しては、基本的に薬物療法が行われます。尿意が近すぎて困っていたママ友(2人)が薬物療法を経験しています。

現在は見た目が生理用ナプキンと同じくらいのスリムな尿とりパッドが販売されているので、治るまではしっかりと使用しましょう。尿失禁対策用のショーツもあるので、パッドの購入が恥ずかしい方はインターネットで購入する方法もあります。尿のニオイがほとんど気にならないので、気分が沈むことも少なくなりますよ!子どもを公園に連れて行ったり、買い物に行ったりするのが嫌ではなくなります。

産後の尿もれを甘く見ていると、年齢を重ねた時に腹圧性尿失禁を起こす可能性もあります。高齢になると起こりやすい過活動膀胱を併発して、後で手術を受けなければいけなくなるかもしれません。不安が続いているのであれば医師に相談をし、早めの対策を取って育児を楽しみましょう!

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