暮らしのヒント

あいさつと、たわいもないお話をする程度のご近所さんとの付き合いで困るのが“おすそ分け”です。いただくものは千差万別ですが、高価なものではないからこそ、お礼の仕方に悩んでしまいますよね?

地域性や、お相手の年齢などによって、おすそ分けの考え方もさまざま!お礼としてお返しをする時のコツや、相手を傷つけない断り方などをまとめてみました。

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おすそ分けに対するお礼

お礼はするべき?

近所付き合いでのおすそ分けに対して、お礼をするかしないかを、50名の方にお答えいただきました。


※中途半端な数字になっているのは、相手によって変わるとお答えいただいた方が含まれるからです。

私は「時と場合による」に当てはまります。おすそ分け=持て余している物に関してお手伝いしていただくという認識だからです。

おすそ分けでいただく主な物
  • お中元等で持て余しているもの
  • 野菜、果物
  • 旅行のお土産
  • 作り過ぎた料理
  • 子どもの洋服や制服

今後も末永くお付き合いをするという意味で、何かしらのお礼をするのはマナーだとは思いますが、おすそ分けをする方も何かを返してもらう目的で物を渡しているわけではありません(まれにそういう方もいますが)。

適度な距離を保つためには、数回に一度くらいの割合で、お相手に申し訳がないと思わせない程度のお返しをするのがベストです。

料理のおすそ分けに対するお礼

40代の私が子どもの頃は、年配のご近所様から料理のおすそ分けがよくあり、お皿や容器を返すために母も料理を盛り付けてお返しするという光景を目にしていました(都内でもそんな時代があったのです(笑))。

現代では、年配の方でもそのようなおすそ分けをすることは少なくなったと思いますが、地域によってはまだ料理のおすそ分けをする所もあるでしょう。お菓子作りやパン作りが好きな方が、ご近所におすそ分けをするということもあるかもしれません。

ありがたくいただいているという方は、自分自身も料理が得意なら料理でお返しするといいでしょう。話の輪が広がります。

いただけるのはありがたいけれど、料理が得意じゃないから何をお礼するべきかを悩んでいるなら、お菓子や食品や調味料をお返しするといいでしょう。料理が好きな方なら喜びます。もちろん、頻繁にではなく、数回に一度くらいの割合で問題ありません。

お料理は正直ありがた迷惑ではありますね。お菓子作りが趣味の人にいただく事もありますが、おいしくても作る工程を考えたら、あまり気持ちの良いものではありません。

正直な気持ちとしては少し困っています。お年寄りが多い地域で、料理をいただくのですが、「ザ・和食」で口に合わないものもあって困っています。家族や友人以外の手作り料理は、あまり食べたくないです。

衛生管理や食物アレルギー関して敏感になっている昨今、お菓子も含めて「親しい人が作ってない食べ物を食べるのに抵抗がある」と思っている方は多いです。

でも、関係を悪化させないためにも、上手にいただいたり断ったりする必要があります。

好き嫌いや体に合うかどうかもあるので、もらうのも返すのも控えたいところですが、どうしても断れない時は、入ってた容器に季節のフルーツでも入れて返すようにしています。私が作った料理をお返しすることはありません。

正直なところ、迷惑だと思っていますが、さすがに口にはできません。子どもにアレルギーがあることを伝えて、おかずや手作りお菓子のおすそ分けはいただけないことをアピールしました。

むげに突き返すことはできませんが、お子様がいるお宅であれば、アレルギーを理由にしてお断りするのがいいかもしれませんね。病気を理由に、食事制限が必要だという断り方も角が立ちません。

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おすそ分けに対するお返しのコツ

おすそ分けに対するお返しのコツは、無理をしてまでお返しをしないということです。金銭的に負担がかかるような間柄は、いつか壊れてしまいます。

いただいた物に対してお返しをする時は、同程度の金額の物をお返しするのがマナーです。金額が張ればかえって嫌味になることもあるので、仰々しい返し方をするのはやめましょう。

お返しをする時は、数日〜1週間程度の期間をあけるか、旅行の時などに限定してお返しのペースをつかむのがベターです。

私は旅行のお土産や家庭菜園で作った野菜などをよくいただきます。我が家では何も作っていないので、お出かけをした時にお土産を返すようにしています。

いただく物: 旅行のお土産、果物

家庭菜園で作ったキュウリやナスやトマトなど、野菜をお返ししています。

いただく物:家庭菜園で作った野菜や果物など

お中元やお歳暮の時期に、「いただき物で申し訳ないですが、同じものが被って食べきれないので」という言い回しでギフトの食品類をお返しする。

いただく物:手作りの料理

よく手作り料理をいただくので、お返しは定期的にその人の好きな物を渡します。「いつもお世話になっているから」と言って、買ってきた商品を渡します(その人の場合はインスタントコーヒーです)。

いただく物:野菜

毎回お返しをするというのは相手も気を使ってしまいます。なので、感謝の気持ちを素直に伝え、相手が困っている時にお手伝い(田植え等)すると喜んでもらえます。

いただく物:作りすぎた料理

実家に帰省した際や旅行に行った際に、「いつものお礼」と言ってお土産をお返しするようにしています。

皆さん、自分の首を絞めない程度に、上手にお返しをしています。それほど親しくない間柄であっても、災害時には協力し合わなければいけません。ちょうど良い距離感を保ちながらお付き合いできるように、近所付き合いができるといいですね。

迷惑や重荷を感じる時の穏便な断り方

世代間による考え方の違いがあったり、付き合いの深さに認識の違いがあったりすると、おすそ分けに対して迷惑や重荷に感じることもありますよね?しかし、そこで長く暮らしていく以上は、はっきりと断ることもできません。

どうしてもお断りをしたい時のコツがあるのでご紹介します。

  • 買ったばかり、あるいは知人から同じものをたくさんいただいてしまったことを伝える。
  • 「そんなにいつもいただいたら申し訳ないので……」と伝え、お返しの頻度は最小限に留める。
  • 食べ物の場合は、食物アレルギーや病気による食事制限があることを伝える。
  • どんなにおすそ分けをしてもらっても、絶対にお返しはしない。

ハッキリとした断り方ではありませんが、遠回しに伝えることは大切です。ただし、それでもおすそ分けをする人は続けます。その当たりは、関係を悪化させないためにも、ありがたくいただいておきましょう。

「おすそ分けのお礼と穏便な断り方」のまとめ

ご近所さんという中途半端な間柄だからこそ、おすそ分けに関する悩みは尽きません。

ご自身が積極的におすそ分けをしていることもあるでしょうけれど、物や頻度によっては迷惑になってしまうこともあります。ご近所さんからのおすそ分けに少々の負担を感じているようであれば、我がふりを治すこともできますね。

お互いが苦しくならないように、何かあった時には協力し合える仲でいられるように、上手にお礼をしたり断ったりできるように工夫をしてみてください。

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