暮らしのヒント

エンディングノートっていつ書くの?

そんな風に思っている方は、悠長なことを言っていないで今すぐ取り掛かりましょう。「何歳がベストか?」なんて関係ありません。働ける年齢(アルバイトができる年齢)になったら、今すぐ書くべきです。

私は40代なのですが、「今から書こうなんて遅すぎる!」と思った出来事が父の死でした。夫や妻、子どもたちのことを大切な存在だと思うなら、「老後でいいや」なんて思ってはいけません。

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エンディングノートはいつ書くか?今すぐの理由

エンディングノートを今すぐ書く必要があるというのは、残された人に少しでも負担をさせないためです。

現在、死に至る可能性のある病気の治療中である方は早急に!見た目上は健康な人であれば、事故・急死・災害等による死に備えて取り掛かるべきです。

お金がかかるものを明確に

携帯電話や何かの会費など、毎月のようにお金がかかるものってありますよね?

独身の頃は考えたことがなかったのですが、突然に命を落とすようなことがあった時に、家族はそれを全て見つけ出すことができるでしょうか?父の場合は、ゴルフ場の会員権や証券などがそれに当たりました。

幸いなことに、インターネット上で何かの会員になって会費が落ちるようなことはなかったのですが、若ければ若いほど家族が調べにくい“視覚化できないお金のかかるもの”が増えます。

私の場合は、月額費用のかかるアプリやクラウドの年会費などが発生するため、万が一に命を落とすようなことがあれば誰も探し出すことができません。

もし、残りの命が少ないのであれば、会費のかかるものは解約しておくのがベストです。それができない状況に陥る前に。死ぬまでにそれが必要であるならば、エンディングノートにしっかりと記載しておくべきですね。

クレジットカードの存在を明確に

今の時代、クレジットカードの明細を紙で発行されている方は圧倒的に少ないと思います。私もウェブ明細にしてしまっているので、私以外の人は確認できません。

父は仕事上で使用しているだけだったので、カードを止めるだけで終わりましたが、私の場合は仕事用とプライベート用があり、プライベート用は光熱費や通信費などの支払いをしているため、家族が手続きをしなければならなくなります。

何をクレジットカードで支払っているのか?クレジットカードの存在とともに明確にしておきましょう。

銀行等の口座を明確に

父の銀行口座は母が管理していたのでスムーズでしたが、証券会社の口座に関してはちょっと手こずりました。

2つの口座があったはずなのに、証明するものがないためにどうなっているのかがわからない!結局、1つは生きていたので、相続という形で解約となりました。

通帳のないネット銀行の口座をお持ちの方も、その旨を記載しておいてあげないと、相続の際に面倒なことになるので書いておきましょう。

デジタル遺品を明確に

よく利用するサイトのID等を明確にしておかないと、万が一のことがあった時に悪用される危険性があります。ネットショッピングなんていい例ですね。

パソコンやスマートフォンの処分をする前にやっておいてもらいたいことがあれば、しっかりとその旨を記載しておきましょう。

パスワードを書いてしまうと安全性が失われてしまうので、再発行をする際に必要な手続きの方法を記載しておいてあげると家族は助かると思います。

父はデジタル遺品が何もなかったために楽でしたが、インターネットが日常生活に密接になっている人たちには必要なことです。SNSに関しても記載しておきましょう。

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友人・知人などを明確に

自分自身が亡くなった後に、真っ先に必要になる項目です。

父の場合は、生前から「葬儀には誰も呼ばなくていい。家族葬にして」と言われていたのですが、まだ働いていたのでそういうわけにもいきませんでした。後からバラバラと弔問に来られてもまいってしまうので。

本人はあと少しの命だとは思っていなかったようですが、私は覚悟ができた時点で「誰に連絡をすればいいかだけ教えて」と聞き出しました。

父の場合は病気だったため、こちらから働きかけることができましたが、突然の場合はこういうわけにはいきません。どういう人たちとお付き合いをしているのか、死後にどこまで連絡すればいいのかを明確にしておかないと、家族が疲弊してしまうので気を付けましょう。

生活に関連する事柄を明確に

結婚していてもおひとり様であっても、自分しか知らない生活関連の事柄(町内会、学校関連、習い事関連、重要書類の置き場所など)ってありますよね?

伝えておく必要があることに関しては、しっかりと記載をしておきましょう。死んだ後のことなんて知らないと思う人もいるかもしれませんが、それくらいの思いやりは持ってもいいと思います。

父の場合は、生活に関連する事柄に関してはあまり問題ありませんでしたが、入院した時に少し大変でした。本人の持ってきてほしいものが見当たらないとか、結構なストレスでしたよ!

遺影写真についての言付け

写真に関しては、毎年1枚は撮っておくことをおすすめします。

父は写真を撮られるのが苦手だったため、手元に写真がほとんどありませんでした。病気が発覚した後に、孫(私の子どもたち)と何枚か撮ったのですが、やせ細っていて遺影写真としては納得ができないものでした。

10年ほど前に、姉が冗談で「遺影写真にするから」と撮影した両親の写真がとてもいい感じだったので、結局はこれを使用しました。

写真がないと、自分が望んでいない写真が遺影写真となって飾られるかもしれません。使ってほしい写真くらいは用意しておきましょう。

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エンディングノートは死後のためだけにあるのではない

エンディングノートというのは、もしもの時のために書いておくものです。

病気になってもすぐに命を落とすとは限りません。しかし、介護が必要な状態に陥れば、今まで当たり前にやっていたことができなくなります。事故に遭って、体や脳に何らかの障害を受けた時も、それまでとは180度違う生き方をしなければならないのです。

家族や信頼できる人が身の回りのことをやらなければいけなくなった時、伝える術があればその方たちの生活も守られますよね!

例えば、今の私が事故に遭って寝たきりのような状態に陥ったとしたら、家で介護なんてしてもらいたくありません。家族がどう決定するかは別として、自分の意思を伝えておくことは必要です。それができていないと、長引いた時に家族はめちゃくちゃになってしまいます。

また、家族が知らない友人や知人がいたとして、緊急の事態が起こった時に知らせるかどうかも教えてあげる必要があると思います。私の場合は、仕事やインターネット上で知り合った友人に関しては、家族が全く感知できない部分ですので、仲良くしている方に関しては記載してあります。

エンディングノートを書いておくだけではなく、日頃から「万が一のことがあったらこうしてね」ということは夫とも話し合っています。両親(父は特に自分のことを話そうとしない)にはそれがなかったため、娘である私も非常に困りました。

考えてみたら、両親や夫に自分のことを全て話しているかと言えばノーです。秘密を作っているというよりは、家族と言えども点と点でつながっているだけなのだなと思い知らされました。

「エンディングノートはいつ書く?」のまとめ

死は誰にでも平等に訪れるのだから、エンディングノートは年齢に関係なく準備をしておくべきノートです。

人の死後は、手続きや遺品整理が多いため、とにかく家族が疲労困ぱいに陥ります。おひとり様の場合も、基本的には親族が関わらなければならないため、亡くなった後に手をわずらわせたくなかったら、しっかりとまとめておく必要があります。

立つ鳥跡を濁さずっていいますものね!

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