暮らしのヒント

先日、「七夕の短冊に願い事を書く意味って知ってる?」と娘に言われ、私は答えられませんでした。かなえたい願い事を書いて飾ればいいものだと(笑)。

子育てをしていると、自分の無知が露呈することがあります。一生勉強ですね…。ご存じがない方は、七夕の飾り付けをする時に話してあげると心に残ると思いますよ!

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七夕の短冊に願い事を書く意味を知ろう

娘から教わったのは「昔は糸を飾っていたんだって!」「短冊の色に意味があるんだって!」といったものでした。これだけだと大人には物足りないので、もう少し大人向けに願い事を書く意味をまとめておきます。

七夕の起源は非常に古く、漢の時代に作られたと推測されている『古詩十九編』に記されています。日本での風習も古くからあり、もともとは短冊と同じ五色の色の糸を飾っていました。

糸を飾った理由

織姫は織物のお姫様(地域によっては神様)として祭られている存在で、機織りや裁縫の象徴として考えられていた。女性が「裁縫がうまくなりますように」という願いを込めて五色の色の糸を飾るようになった。

これが短冊の始まりです。しかし、今のような願い事を書くようになったのは、別の理由も存在しています。

日本では、江戸時代になると「和歌を梶の葉に書いてつるす」という風習ができました。いろいろな人に和歌を見てもらいたいという気持ちと、「書道が上達しますように(字がうまくなりたい)」「芸事や詩歌がうまくなりますように」という願いが込められていたのです。これが現代の短冊に願い事を書くという風習へとつながりました。

笹に飾ってたくさんの人に見てもらうと「願いがかなう」という考えもあり、神社の絵馬のように「神様に届きますように」という意味もあるのです。

大人になってからは七夕の短冊とは無縁になりますし、子供の頃は意味を考えずに願い事を書いていたので、本来の意味を知って少しだけ衝撃を受けました。

七夕の短冊の色には深い意味があった!

七夕で使用する短冊にはいろいろな色がありますよね?大抵は折り紙で作るので何色も使用しますが、実は使用する色に意味があるのです。

短冊で使用する色は、赤・青・黄・白・黒の五色という決まりがあります。これは古来から伝わる「陰陽道の中で自然を表す」という五行説の考え方からきています。

五行説の考え方
  • 赤(火行)⇒火や炎
  • 青(木行)⇒木々の緑
  • 黄(土行)⇒大地の土
  • 白(金行)⇒金属
  • 黒(水行)⇒命の育み

この五色が「この世の全てを表している五行」という考え方です。

現在では黒の代わりに紫を使うこともあります。短冊に使用する色によって意味が違うので、単純に願い事を書くのではなく、自分の願いにあった色を選ぶとかなえやすくなります。

好きな色を使って願いを書けばいいというものではないのですね!子供の頃は、金や銀の折り紙が「かなえやすい」と思っていましたが…。

七夕で願い事がかなう方法がある?!

神社の参拝では「〜したい」「〜になりたい」という願望ではなく、「〜します」「〜になります」と神様に誓いを立てると言われていますよね?願いをかなえた後は、「ありがとうございました」とお礼参りをします。

実は、娘に教えられるまで知りませんでしたが、七夕で願い事をかなえる時も言い切る必要があるのです。短冊に書いて「自分に言い聞かせる」という意味も含まれています。願い事をかなえるのは自分ですからね!何ごとにおいても他力本願はいけないということです。

どうしてもかなえたい願い事がある時は、願い事に合っている短冊の色を使用しましょう。

願い事の種類に合わせる色
  • 赤⇒健康運アップ、仕事運アップ、勉強運アップなど
  • 青⇒ダイエットの決意、勝負運アップ、仕事運アップなど
  • 黄⇒積極性の上昇、社交運アップなど
  • 白⇒金運アップ、人間関係の改善、運気の浄化など
  • 黒⇒貯蓄力アップ、秘密運アップなど

意識をして願い事をするだけで、願い事をかなえやすくなります(心の持ちようとも言う(笑))。

あまり小難しいことを子供に話しても伝わりませんが、「願い事を書いたらやってみようね!」といったスタンスで伝えるのが一番かもしれません(仮面ライダーになり切るのは少し迷惑ですが)。

我が家も含めて核家族が増えたため、各家庭で七夕の短冊を用意することはなかなかないかもしれません。子供たちは幼稚園や学校で七夕の行事を行うので、夕食の時などに一緒に深く考えるとより行事が楽しくなります。子供の記憶に深く刻まれるとともに、子供の頃の記憶として自分の子供に伝えてくれるとうれしいですね!

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