暮らしのヒント

介護保険を使用できるように手続きをすれば、お金がないなりにいろいろなサービスを受けられることをご存じですか?

私の家には、認知症のおばあちゃんがいます。3人の息子たちはまだ学生で、受験や就職活動の時期なので、お金に余裕はありません。

在宅介護というだけでも不安でたまらないのに、それに伴うお金がかかれば、介護地獄に陥ってしまいます。

我が家でも、介護をしていく上で、保険が使えるものと使えないものがありますが、なんとかやりくりできています。これから介護サービスを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

スポンサーリンク

在宅介護の実情!お金がないけど大丈夫?

おばあちゃんが認知症と診断された時は、「お金がないのに、どうやって介護していこう…」という不安がありました。どんなサービスがあって、どのくらいの費用がかかるか分からなかったからです。

ケアマネジャーを探そう!

精神面でも、お金の面でも、不安を消してくれたのはケアマネジャーさんが担当してくれるようになってからでした。

周りに介護経験者がいなかったので、地域包括支援センターに相談し、親身になってくれるケアマネジャーさんを探しました。かかりつけ医がいる場合は、病院のソーシャルワーカーに相談するという手もありますよ!

地域包括支援センターはどこにある?

各自治体に設置されているので、「地域包括支援センター 市区町村名」で検索すると見つかります。細かい相談にも応じてもらえるので、家族に介護が必要な状態になったら、迷わずに相談してみてください。

見た目や体力的には支障がなかったおばあちゃんのような初期の認知症でも、認知症診断テストをまめに行い、要介護レベルが判断されます。

ケアマネジャーさんは、「見た目は普通だけど、家では毎日大変なんです!」という私の訴えもきちんと聞いてくれました。かかりつけのお医者さんの意見も取り入れられ、総合的に判断された要介護度に伴い、介護保険を使用できます。

介護認定後は少し楽に

要介護度が決まると、ポイントのような「単位」が決まります。単位に見合ったサービスが受けられるようになれば、自己負担が少なくなるため、金銭面では少しだけ楽になれます。

我が家の支払いは、使用した単位の約1割負担です。これさえ分かれば、支払いできる金額の目安になるでしょう。

要介護1なので、使えるサービスは限られますが、保険が使えるだけでも家計は大助かりです。

サービスを最大限に活用する

在宅介護は、24時間体制で365日になってしまいます。考えただけでもノイローゼになりそうな時間です。少しずつ疲労が蓄積していくので、介護者は少しの間でも介護から解放される時間を必要とします。

最初は優しい気持ちで在宅介護を選んでも、ストレスは必ずたまります。最悪の事態を起こさないためにも、介護サービスの利用をおすすめします。

ケアマネジャーさんは、私が分からないこと全てに答えてくれて、一緒におばあちゃんの状態に合ったプランを考えてくれました。お金がない我が家でも、それなりのサービスを受けられるようになったので、本当に相談して良かったと思っています。

お金がないから介護サービスは受けられないと思い込んでいる方は、ぜひケアマネジャーさんに相談をして、一緒にプランを考えてみてください。

スポンサーリンク

在宅介護にかかるお金は平均でどのくらい?

実際にかかっている金額

おばあちゃんは、要介護1の認知症です。今は、地域のイベントへの参加なども合わせて、1カ月に2万円以内でサービスを受けられます。

本当は、毎日デイサービスに行ってほしいと思っているのですが、要介護1ではそこまでのサービスは受けられません。

介護で使うお金は、おばあちゃんの年金内でやりくりできるだけのサービスしか使えません。おばあちゃんのお小遣いもいるので、なるべくお金はかからないようにサービスを受けています。

病院は1カ月半に一度、薬代と診察代で3千円です。毎月の金額は想定内ですが、その他の費用もかかります。

在宅介護で掛かるお金の平均は要介護度によって異なります。また、遠距離介護や使用しているサービス、病気の治療費によっても違ってくるでしょう。

想定外の出費も考えておく

実は先日、おばあちゃんが介護施設で暴れ、硝子戸を割ってしまいました。他の利用者さんに手を出したり、物を投げてしまったり…。

幸い、誰にもけがはなく、大事には至らなかったのですが、割ってしまった硝子戸の修繕費は2万円でした。介護施設の方で保険が使えるということで、弁償することはありませんでしたが、本当にドキッとしました。

認知症のおばあちゃんは、調子が悪い時に何をするか分かりません。自宅でも物を壊すことが多々あります。

徘徊(はいかい)のような行動が増え、玄関を出たり入ったりするため、玄関ドアも壊れそうになりました。鍵屋さんに相談しに行くと、工賃込みで1万6千円かかると言われました。ケアマネジャーさんに相談してみたところ、介護とは直接の関連性がないので、保険は利用できないとのことでした。

インターネットやホームセンターなどで売っている徘徊(はいかい)防止用の玄関の鍵なら、2千円ぐらいで購入できます。

玄関のドアの種類などもあるので、自分でできるかどうか分かりませんでしたが、思い切ってつけてみました。おかげで、今のところは玄関ドアを必要以上に開け閉めすることがなくなりました。

この他にも、毎日郵便物を持って行ってしまい、紛失したりポストを壊したりしたので、鍵つきのものを付けなおしました。こちらも、介護との関連性がないので、実費になってしまいます。

私が在宅介護をするにあたって必要だと思うものは高いものが多く、介護保険も適用されません。福祉用具の購入やレンタルであれば介護保険が適用されますが、要介護度によっては使えないものもあります。

介護する側から見ると充実しているとは思いませんが、手に入れやすい市販の介護用グッズもたくさん出ているので、上手に情報収集をすることでどうにかやりくりはできています。

「在宅介護はお金がないと難しい?」のまとめ

お金がない状態で在宅介護を始めるのは不安が大きいですよね?私も不安な気持ちでスタートさせましたが、ケアマネジャーさんの協力もあってやりくりできています。

金銭面と必要な介護の状態を見ながら、ケアマネジャーさんが最良のプランを作ってくれるので、信頼できる方にお願いするというのが一番です。

親身になってくれるケアマネジャーさんであれば、金銭面のこともしっかりと相談に乗ってくれます。相性が合わない場合は、思い切って変更してみてください。相談をしていない方は、今すぐにでも相談をした方がいいですよ!

スポンサーリンク

この記事を書いた人

K
K