暮らしのヒント

在宅介護は被介護者との関わりが深い分、どうしても感情的になってイライラしてしまうことってありますよね?

私は、同居している義母が認知症で、在宅介護をしています。要介護1で軽い方だと思うのですが、それでも毎日イライラは止まりません。

同居した時から介護は覚悟していましたが、その状況に直面してみると、一人ではいっぱいいっぱいになっていくのがわかりました。大好きな義母なのに、イライラがMAXになるのはすぐでした。後から、いけない態度を取ってしまったと反省するのですが…。

在宅介護歴は約2年ですが、私なりに介護でイライラしない3つの方法を見つけました。どうしてもイライラしてしまうという方は、一つでもいいので取り入れてみてください!

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在宅介護でイライラしない3つの方法

私自身が実際に取り入れていて、イライラをなくしたりコントロールをしたりしている3つの方法をご紹介します。

「~してくれない」という気持ちをなくす

介護をしていると、「ご飯を食べてくれない」とか「お風呂に入ってくれない」など、「~してくれない」という気持ちになる場面がたくさんあります。私は、この「~してくれない」を必要以上に言わないようにしました。

期待を持って、「できるようになってもらおう!」という気持ちを多く持たないようにしたのです。諦めではなく、義母を自由にすることを重視しました。

考え方を変えるだけですが、義母の気持ちも安定することが多く、自分も楽になれています。不思議と、イライラもだいぶ減りました。

自分自身の休み時間をじっくり楽しむ

今までの日常生活に介護が加わり、本当にまとまった時間が少なくなりました。イライラ感がたまる前に、とにかく休む時間を増やすようにしました。

自分だけの時間がないので、自然とイライラもピークに達しますよね?そして、生活に支障が出ることもあります。

3分でも5分でもいいので、気持ちを休める時間を作ってみてください。私は、お茶を一杯飲むだけでも、ちゃんと一口ずつ味わうように飲んでいます。そして、この短時間を楽しみ、気持ちを落ち着かせる訓練をしました。

「それだけ?」と思われるかもしれませんが、この短時間の休息を作ることが、イライラをコントロールする良い訓練になりました。

外出してもらう

介護にばかり集中していると、本当に家事が進みません。だからといって、家族はどちらも手伝ってくれません。

私は、介護をすると決めた時から自宅で仕事をすることを考えていたので、なるべく義母に安定した外出時間を作ることにしました。デイサービスや地域の福祉イベントへ、毎週同じ時間に出かけられるようにし、「自分の時間作り」をしたのです。

手続きや地域との交流など、多少の時間をかけないとできないことですが、自分の時間のためなら頑張れますよ!

初めは嫌がっていた義母も、家でボーっとしているよりましだということが分かり、徐々に慣れて元気に通えるようになりました。

義母が出かけた後、大きな深呼吸をすると、全てがリセットされた気持ちになり、イライラも吹き飛びます。そして、安心して家事や仕事ができるようになったのです。

外出が難しい方の場合は、定期的にショートステイの利用をするといいでしょう。一時的にでも、介護から開放される時間は重要です。

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イライラで悩む前に関係各所へ相談

一人で介護を抱え込んでしまうと、介護疲れで「駄目になってしまいそうだ」と思うこともたくさんありますよね?

日本は高齢化対策で、いろいろな施設やサービスを充実させようとしています。まだまだ、数が足りていないところもあると思いますが、じっくり探してみるとたくさん相談できる所があります。

私が利用している5つの相談所をご紹介します。サポートが受けられる場所を知っていれば、本当に安心です。また、ケアマネジャーさんに全てを伝えることにより、相談所同士の連携も取れます。みんなが分かってくれていると思うと、介護疲れも緩和されます。

ケアマネジャー

まず相談しなければいけなところは、ケアマネジャーさんです。総合的に介護コーディネートしてくれます。

利用した方が良いサービスや介護用品まで、どんな相談をしてもすぐに答えてくれるので、義母の事も安心して任せられます。

民生委員

民生委員さんは、地域の方がやっている場合が多いので、家庭内の事を相談しやすいです。

義母の状態も見てくれていて、よく理解してくれています。介護する側の状態も気にしてくれるので、本当に助かっています。

家庭内のことを話しにくいと思う方も多いと思いますが、後で自分がつらくなるのを避けるために、ある程度は話しておいた方がいいです。家族以外に理解してくれている人がいる状態は、イライラ感を抑えてくれます。

福祉センター

地域に合った介護サービスや施設の紹介をしてくれます。

介護のレベルに合わせて通えることろを見つけてもらえるので、ぜひ相談してみてください。

通所介護施設

デイサービスやショートステイを行っている施設のスタッフさんは、自分と同じように介護する側なので、介護疲れの気持ちを分かってくれる方が多いです。

人に話すことでスッキリしますので、スタッフさんと悩みを共有しておくといいですよ!いいアドバイスをいただける時もあります。

認知症初期集中支援チーム

認知症の介護をされている方は、認知症初期集中支援チームを大いに利用してください!

認知症初期集中支援チームとは、医療介護の専門家と専門医で構成されるチームです。認知症の初期段階(認知症の疑いのある人もOK)でも、自立した生活が送れるようにサポートしてくれます。

対象条件はいくつかありあますが、義母のように介護サービスを受けていても、認知症の行動や心理状態が目立って対応に困っている人も対象になるので、相談所の一つとして利用しています。

認知症初期集中支援チームについて(厚生労働省)

大切な家族なのに在宅介護でイライラするのはなぜ?

在宅介護をしていると、さまざまなイライラ感に悩まされると思います。義母の場合は認知症なので、一番にイライラするのは「言葉」です。

自虐や疑いの言葉が多く、精神的にまいってしまいます。もちろん義母に悪気はないし、本人は言ったことも忘れてしまいます。その都度は気にしていないのですが、嫌な言葉は耳に残ってイライラします。

家族の行動が気になり、監視するという行動もあります。家の中でストーカー行為をされている状態です。在宅介護ならではかもしれませんね。家族だからある程度は許せますが、お風呂をのぞいたり、トイレに入っていてもずっと話しかけてきたり、気持ちの休まる時間がありません。

体を休める時間が十分にあれば、頭の中も整理されて理性も保てると思うのですが、その時間がないとつい感情的になってしまいます。介護は、育児以上に自分の時間がないのです。余裕がなくなると、どんなに大切な人であってもイライラしてしまいます。

「在宅介護のイライラから抜け出す3つの方法」のまとめ

義母の場合、トイレや睡眠や買い物などはできるのですが、テレビを見ることや家事や読み書きなどができなくなってしまい、毎日家の中をうろちょろしている状態です。本当の徘徊(はいかい)が始まる前に、何とかこの要介護1の状態を維持しないといけません。もっと大変な介護をしている方たちはたくさんいますよね!頭が下がります。

経験者の方に、「どんなことでもいいから、早めの対応を!」と言われた時にすぐ行動しました。なぜなら、他の人に言われる時点で症状が進んでいて、対応が遅いということだからです。

在宅介護をする時は、周りの目を気にして隠すのではなく、ある程度はオープンにして助言を参考にしてみてください。その行動が、自分のイライラも和らげてくれます。主介護者である自分が、穏やかに楽をしながらお世話できるように、自分流の介護を作り出してくださいね。

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