暮らしのヒント

義母が認知症になり、在宅介護を始めてから2年がたちます。認知症は昔よりも認識度が高まり、うちの家族もみんな、どんな病気なのかを理解しています。

でも、介護のほとんどは嫁である私の仕事です。ストレスがたまって、爆発する前にどうにかしなければと、イライラしない方法を考えていろいろと実行してきました。

介護でも育児でも、イライラする原因は、一人で頑張りすぎてストレスになってしまうことです。どうすれば周りを巻き込みながら介護をしていけるのか、介護孤立にならない方法も載せておきますので、ぜひ取り入れてみてください。

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在宅介護でのイライラをなくすために

在宅介護におけるイライラしない方法として必要なのは、「自分の時間を作ること」と「受援力をつけること」です。一人で介護を頑張らなければいけないと考える人ほどできないので、多少の余裕を持ってイライラの解消をしてください。

自分の時間を作ろう!

介護は一人で抱えてはいけません。「自分で面倒を見なければいけない」という思いも大切ですが、あなたがダメになってしまっては、共倒れになってしまいます。

ストレスでつぶれてしまう前に、ちょっとしたぜい沢な時間も味わってください。介護ばかりしていると、あなたが一人になった時に何をしていいかわからない時間ができてしまいます。

私は、夫とスケジュールを合わせながら、昼でも夜でも構わずに自分の用事を入れるようにしています。友達とお茶をするだけでも構いません。

毎週、同じ時間帯にスポーツをする予定を入れて、思い切りストレスを発散しています。反対に、義母がデイサービスに行っている時間帯は、家で仕事をしたり、家でゆっくりする時間をたっぷり楽しんだりしています。

受援力を付けよう!

受援力とは、人に助けを求め、受ける心構えやスキルのことです。

心掛けたいポイントは次の3つです。

  1. 日ごろから地域の人と触れ合う
  2. SOSの出し惜しみをしない
  3. 地域のボランティア活動を知る

日ごろから地域の人と触れ合う

顔を見たらあいさつできる程度の人でもいいのです。地域の人と触れ合うことにより、認知症患者のいる家庭だということを理解してもらいます。助けを求めやすい環境を作ることで、ストレスもだいぶ軽減されます。

たまに、お節介な人もいますが、私の地域では私と同じように介護している人も多くいます。同じように頑張っている人の姿を見ると、自分もイライラしなくなります。

SOSの出し惜しみをしない

困った時にSOSの出し方に慣れていないと、結局は一人で介護を抱えてしまうことになります。

わからないことを聞くことからでいいのです。「ごめんね」「お願いします」の一言が言えるようになるまでは時間がかかるかもしれませんが、力を貸してくれる人は必ずいます。

何をしたらいいのか、手を出していいのかどうかがわからないだけで、いつでもSOSを受け入れてくれる人は意外とたくさんいますよ!

地域のボランティア活動を知る

あなたの地域にはどんなボランティア活動をしている団体がありますか?周囲の人のために動くことにより、つながりもできます。私も実際にボランティア会員をしていて、高齢者のイベントに義母を参加させ、自分もスタッフとして動いています。

ボランティア活動をしていると、身近で安く情報を手に入れられるので、介護することがどんどん楽になっていきます。

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たまったイライラを上手にストレス解消するコツ

趣味や得意なことに時間を使うと、精神的には一番のストレス解消になりますね!でも、われに返ると、その後には介護生活が待っています。

私は介護生活そのものが少しでも楽しいものにならないかと、常に頭の中で考えています。たまに、ヒステリックや被害妄想で感情のコントロールが効かなくなっている義母を見ていると、自分にも移るのではないかと不安になることもあります。しかし、自分が冷静でいるためにも、義母の行動や言動をメモしたり、1日の出来事を日記に書いたりして、イライラを抑えながら冷静さを保つようにしています。

悲観的にならないように、介護を笑いにしてしまうのも一つの手です。認知症の義母がおかしな行動をすると、ついつい笑ってしまいます。本人はまじめなつもりなので、笑うことはとても失礼かもしれませんが、その方が介護をするのが楽しいと思えます。

義母の調子が悪いと、着替えもできない日があります。ある日の義母は、肌着を3枚、袖を通さずに腹巻のように着ていました。その上にセーターを2枚着てモコモコの状態でした。腰から出る何本もの袖の様子がおかしくて、思わず笑ってしまいました。

それだけではありません。パンツの中に何かが詰め込まれていたようなので、脱いでもらうように促すと、なんとブラジャーをはいていたのです。81歳の義母が、まるでT○ックをはいているように見えたので、その時は必死に笑いをこらえながら着替えを手伝いました。こんな経験は、介護をしていなければありえませんよね!

私の友達は、私が苦労しているだろうと気遣ってくれて、いつも介護の話を聞いてくれます。そんな時も暗くならずに、面白かったエピソードを話すようにしています。笑いに変えることで、みんなに大きな心配をかけることもなく、介護の苦労をわかってもらっています。

日々の介護経験を人に話すと、ストレスはだいぶ軽減されます。それも暗い話ではなく、介護でビックリした話を聞いてもらうのがいいですね。その場の雰囲気も悪くならず、帰ってからの介護がネタ探しをしているようで、心も体も楽になれます。

「介護でイライラしない方法」のまとめ

私が介護でイライラしないようにするためには、友達や地域の人、そして家族の協力が必要です。

周りの人に助けてもらう環境づくりや、気持ちの切り替えが大いに必要ですね。そして、自分も上手に甘えながら、しっかりと介護をしていくことが大切です。さらに、日記やメモを取ることで、自分の感情を振り返ることもできるし、要介護者の変化の記録にもなります。

人に助けてもらうこと、ストレス発散になる趣味を持つこと、記録を取ることでイライラを防止していきましょう。

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